ストーリー

ウズベキスタンの新国立美術館：未来の文化アイコン

安藤忠雄とアトリエ・ブリュックナーの設計によるタシケントの新国立美術館は、ウズベキスタンの文化再生の大胆なシンボルである。2025年の大阪万博にも出展されるこの美術館は、世界トップクラスの展覧会、近代的な施設、10万点を超える美術品を備え、遺産、革新、世界的な対話が一体となっている。

アラル文化サミット環境再生の触媒としての文化

世界で最も深刻な環境災害のひとつを、創造性、持続可能性、そしてグローバルな対話のためのプラットフォームに変えるために、ウズベキスタンが立ち上げた先見性のあるイニシアティブである。

新タシケント市未来へのビジョン

ウズベキスタンの大胆な開発戦略の中核には、首都の形を変え、中央アジアにおける持続可能な成長とイノベーションの拠点として確立する画期的な都市構想、ニュータシケント市がある。ウズベキスタン・パビリオンでは、この驚くべきビジョンを垣間見ることができる。

ザ・ガーデン

ウズベキスタンの古くからの庭園の伝統と、ヒヴァの学問の中心地からインスピレーションを得たアトリエ・ブルックナーによるパビリオンは、自然、工芸、文化を融合させている。おもてなしの心、職人技、自然への畏敬の念など、日本と共有する価値観を反映したこのパビリオンは、人とのつながり、内省、そして時を超えた美しさを持つ静謐な空間を提供する。

細部に宿る、手仕事の美しさと文化

パビリオンは、ウズベキスタンの伝統的な護符のような三角形の敷地に建っている。その壁は、名陶芸家アブドゥルバヒド・カリモフによる11,000枚以上のトルコ石タイルで覆われている。

内部では、ウズベキスタンの一流職人による手作りの陶器、刺繍、織物を見学することができる。パビリオンの最上部には、日本の杉の木が生い茂る小さな「森」と、デザイナーのナダ・デブスによる深いブルーのセラミック・スツールが安らぎの空間を演出している。

ザ・デザイン

「伝統」「変化」「インスピレーション」

THE JOURNEY

「一滴の水も、一粒の土も、この土地の歴史と、祖先たちの労苦と知恵を物語っている。」

タイムレス、オープン、革新。